病気とこころ

鍼灸院に来る患者さんは、痛みを訴えてくる方がほとんどです。

病気になれば誰しもつらい。つらいことが続けば落ち込みます。

病気がなくても身の回りにいろんなことが起こって、対処しきれなくなってこころを病むこともあります。

ストレスって簡単に言うけど、その人にとってそれはそれは根の深いもの。

かんたんにストレスはなくなりませんし、パ~ッと発散しよう!なんて歯の浮くこと言っても、ムリムリ。

じゃあどうするかって?

オレは思うんです。

楽になるそのときがくるまで、できることだけやって、聴いてくれる人がいたら話して、からだのコリをとって、痛みを減らし、必要なら薬の助けを借りて、

あせらず、がんばらず、常に受け身で、向かってくるものをすっとよけて。

人と比べず、過去の自分とも比べずに今あるままで。

病気になる元気があるのですから、回復する元気もあるんです。そのラインまで到達していないだけです。

病気には意味があると思います。


ちなみに、へちがねとは佐渡弁でかめむしのことです…

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