全日本鍼灸学会福岡大会の感想文1

  オンラインで開催され、さすが滞りなく最後まで視聴できた。自分らでいろいろとオンラインやっているとわかるんだけど、ほんとうまく視聴者に届けるのは難しい。リハでうまくいっても本番で何かが起こる。

 ライブで数題聞いた。あとはアーカイブで20日までに視聴する予定。土曜日は仕事を休みにして治療院のデスクにへばりついて試聴。まあ、ノンアル飲んだりポテチ食べたりして。パンツ一丁で視聴しても問題ないしごろ寝してても可能なのはオンラインのいいところ(悪いところ?)。

 ICD-11に鍼灸治療や経絡病証の項目が載ったということが今学会を通してのテーマだったような気がする。

 現時点では臨床家がその仕組みを利用することはないのだけれど、将来はなんかあるだろう、将来のために今からなんかしとかなきゃ的なお話が多かった。

 篠原先生の「鍼灸医学における経脈の臨床的意義」は先生が以前から言っていたことのまとめともいえる講演だったので有意義だった。できたら用語を統一してほしいところ。ほかの発表でも一つの病態をコトバであらわすのにいろんな言葉を使っているような気がする。流派や考え方などの違いで表現が変わるんだけれど理解できなくなる。

 そういった統一を嫌うのが鍼灸の世界だから発展しない。みんなそれぞれお山の大将。

 さて、そういういろんな言葉を勉強するにはどんな本を読めばいいのだろう。

 

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